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エコキュートの湯量

2022.08.24 社長の頭の中

エコキュートのサイズというと、370Lや460Lなどのバリエーションがありますね。

住まう人数やお湯の使い方によってサイズを決めますが、この数字はタンクに貯められるお湯の量つまり容量です。

370L使ったらその日はおしまいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、「容量」のほかに「湯量」の設定があります。

下の図は実際の取扱説明書ですが、湯量設定の欄が370Lタイプの場合、設定範囲が200L~800Lになっています。370Lしか入らないのになぜ800L使えるのでしょうか。

タンクの中に貯まっているお湯の温度は普段使う温度より高めになっていていて、約65℃から約90℃になります。

貯まっているお湯をそのまま使うのではなく水と混ぜて適温にして使うので水が足される分だけ湯量は増えるわけです。

説明書は、蛇口から出るお湯の温度が43℃の場合、容量370Lタイプで使える湯量は最高800Lに設定できることが書かれています。

ただし、やみくもに湯量を多く設定すると貯めるお湯の温度が高くなり使う電気の量も多くなりますので電気代がかかります。

普段使う量を把握して必要な量を賄える湯量設定にしましょう。

もしいつより使ってしまって足りなくなってもスイッチを押せば湯増しすることもできるので慌てる必要はありません。